こんにちは!WEBエンジニアのやすおです!
エンジニアとして就職を志望する方にとって、言語選びは非常に重要になります。
なぜなら選択する言語によって、就職難易度が大きく変わってくるからです。20代の人は割と選択肢が多いですが、30代になると一気に間口が狭まります。
今回は20代、30代と年齢別に分けて就職につながるWEBプログラミング言語の紹介をしていきたいと思います。
具体的に言語の特徴に興味のある方は下記記事をどうぞ

※この記事は筆者の経験、知見をもとに書いております。
20代にオススメのプログラミング言語
「20代にオススメ」とは、実務未経験として就職するのにオススメという意味です。
1位 Ruby
なぜRubyが1位かというと、採用されやすさ、給料、(Ruby経験者の)将来性などのバランスが良いからです。
現在、Rubyは主にベンチャー企業で採用されています。なぜかというと圧倒的に開発スピードが速いからです。ベンチャー企業は新しいアイデアで市場を取りたいと思っているので、安定性よりも開発スピードを重視します。
採用のされやすさに関しては少し難しいと思いますが、手が届かないとは思いません。給料もPHPより高いですしチャレンジのしがいがあります。
言語自体の将来性は正直言ってあまり高くありません。年々と言語としての需要は減ってきています。(下図赤色です。)

それでもなお僕がRubyを推す理由は、Rubyからキャリアスタートすると多言語に行きやく、キャリアを形成しやすいからです。
https://qiita.com/poly_soft/items/1feaa1ec5ecab08dc6db
上記はWEBエンジニアの勝俣健太さんの記事ですが、キャリアを形成していくために重要なことが書いているの参考にしてみてください。
20代の転職だとポテンシャルが見てもらえるので、多少足りていない部分があっても見逃してもらえます。若さの利を生かしてRubyエンジニアにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

2位 PHP
20代のWEBエンジニア志望だったら、Ruby一択だと思います。しかし大都市圏以外の場合はたとえ20代だとしても採用率が下がります。
現在大都市圏に住んでいない方や、実力が追い付いていない方はPHPも考慮に入れたほうが良いと思います。
得にLaravelを使っている企業はRubyと同じくらいモダンな技術選定を行っている可能性が高いので、転職活動の際はPHPの企業も受けておくことをお勧めします。
最近ではPHP7を採用している企業も増加しており、PHP5より処理の速さが大きく改善されました。再びPHPの勢いが盛り返すのではないかと思っております(希望的観測)
とりあえずでいいので、選択肢に入れておくことが吉でしょう。

3位 JAVA
JAVAはとりあえずIT業界に潜り込む戦略のために有用な言語です。
現在、エンジニアにはなりたいが、特に言語や働き方にこだわりがない場合などはJAVAという選択肢も考えてもいいかもしれません。
求人数も多いですし、JAVAの場合は企業に入社してから長期研修(3か月)を行っている企業も多いので、現在のスキルに不安な方にお勧めな言語です。
平均給与も高いですし、JAVAは比較的やりこめば難しい言語なので、数年経験を積むとかなり力が付きます。また、多言語へのコンバートも比較的容易です。
ただし、将来リモートやフレックスなどのキラキラした働き方したい場合は、それができる可能性が下がることにはご留意ください。働き方を重視する方はRuby、PHPを選択することをおススメします。

30代にオススメのプログラミング言語
「30代にオススメ」とは、実務未経験として就職するのにオススメという意味です。
1位 PHP
今から学習する30代の方はPHPが無難だと思います。30代がWEBエンジニアになるにはスピード感と可能性の高さが重要です。
転職活動するにおいてもRubyの求人より、PHPの求人が圧倒的に多いです。
これはより多くの企業を選択できるという意味でもあります。転職活動は面接を高稼働でこなすほうがコスパが良いですし、内定を複数貰える可能性も出てきます。
PHPは30代が未経験転職する上で一番ベターな選択ではないかと思います。
ただ、中にはRubyで就職したいと思っている方も多いと思いますが、就職を最優先にするならPHPも選択に入れたほうが良いです。また、どうしてもRubyが諦められないなら、数年働いてRubyの企業に転職することも手です。
また、現在Laravelというフレームワークが人気になってきております。

上図は各言語の主要フレームワークの人気度です。現在RubyOnRailsよりLaravelが検索されていることがわかりますね。
フレームワークとしてのつくりもRailsに似ているので、Railsエンジニアを目指してダメだったらLaravelの求人を探すという手もありかもしれません。

2位 JAVA
JAVAも非常に就職しやすい言語です。JAVAは基本的にSierなどで業務系システムを作るときに採用される言語ですが、WEBでも使われています。
正し言っておかなければならないのは、JAVAエンジニアとして働く場合は、「リモート」「ベンチャー」「海外ノマド」などのキラキラした働き方は諦めなければなりません。
なぜならJAVAは金融系などのお堅い業種での採用が多いため「セキュリティーに厳しい職場が多い」です。よってスマホ使用不可だったり、スーツ着用義務があったりと働きやすさは一般的なWEB業界より低いです。
ただ、JAVAエンジニアは平均的給与が他のWEB言語に比べて高い傾向にあります。顧客層が一般ユーザーか法人かの違いによることが大きいと思われます。
未経験でも採用されやすいので、とりあえずIT業界に潜り込むための戦略としては選択肢に入れてもよい言語と言えるでしょう。

3位 Ruby
上述の通りRubyエンジニアとして30代でデビューするのは少し難しいと思います。ただし、絶対に無理かと言われればそんなことはありません。
実際に30代でRubyエンジニアとしてデビューされた方を何人か知っています。ですが、彼らは努力を惜しまない方でかつ、前職である程度の実績があり、転職するためにポートフォリオを準備したりと戦略的に動ける方々でした。
僕自身はRailsエンジニアを目指していましたが、実力不足で諦めました。これからチャレンジしたい人のドリームキラーになりたくないので、覚悟を決められた方は全力で応援します。

上の記事は未経験から30代でRubyエンジニアになった方のブログです。参考にしてみて下さい。

その他の言語について
GO、Scalaは?
ここまでお読みいただいた方の中にはGOや、Scaraが入っていないことにお気づきかもしれません。
実は、年齢関係なく実務未経験者がGOやScaraで就職できる可能性はほとんどありません。そもそも求人数が少ないですし、求められる技術もかなり高くなります。
当言語にチャレンジしたい方は、数年経験を積んでから転職することをオススメ致します。
Kotolin、Swiftは?
一応、WEB言語ということでランキングに入れていませんが、個人的にはスマホアプリのエンジニアはねらい目だと思っています。
なんせ言語自体が新しく、使い手も多くありません。また、需要も大きいです。
特にKotolinはJAVAをベースに作られているので「JAVAで経験積んでからアンドロイドエンジニアに移行する」という方法も考えられます。
今のうちから経験を積んでおくと、将来的に高需要なエンジニアになれる可能性がありますね。
終わりに
20代は、自分の市場価値を上げることに集中して、できるだけ成長できる企業に就職しましょう。30代はスピード感と可能性を考えてコスパの良い選択するのが吉です。
後悔しない選択をしましょう!
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僕は元々Fラン大学出身で、ブラック企業の社畜だったのですが、30代前半でWEBエンジニアとしてIT企業に転職して人生が大きく変わりました。
WEBエンジニアは実務経験1年程度あれば月収50万円は稼ぐことが出来ますし、実務経験2~3年程度あれば年収1000万円稼ぐことも可能です。
もちろん稼ぐためには努力は必要です。しかし、逆を言えば「努力が必ず報われるのがエンジニア」という職業です。
エンジニアになって稼ぎたい!理想の働き方をしたい!と思っている方は「未経験からエンジニアになる方法」を読んで、ぜひ挑戦してみてください。