こんにちは!WEBエンジニアのやすおです!
プログラミングを始めるときに言語選びって難しくないですか? 言語って沢山あるし、難易度も違うし、何を選べばいいか分からないって方がほとんどだと思います。
そこで今回は、今からプログラミングを初めて、WEBエンジニアを目指そうと思われている方に向けて「言語別就職難易度」をご紹介します。
具体的には5段階で評価します。
簡単 | |
比較的簡単 | |
普通 | |
やや難しい | |
難しい |
決まった方も決まってない方も、よろしければご一読ください。
WEB系言語の種類
Ruby
Rubyは日本人のエンジニアである「まつもとゆきひろ」さんによって作られた言語です。ほとんどのプログラミング言語は海外で作られていますが、Rubyは国産の言語です。
日本製の言語と聞くと使いたくなる人が多いのではないでしょうか。
Rubyのいいところは書いていて楽しいところです。
もしかしてこう書いたら動くんじゃないだろうか……
・・・・・・・・・・「動いた!」
ってことが何度もありました。
また、世間ではRubyよりPHPのほうが簡単と言われていますが、個人的にはRubyのほうが理解しやすかったです。
それはやはり言語仕様にあると思います。まつもとさんはご自身の著作でこう述べられています。
「Rubyの言語仕様策定において最も重視しているのはストレスなくプログラミングを楽しむことである (enjoy programming)」
— まつもとゆきひろ、Ruby プログラミング入門 まえがき 監修者よりのページ
楽しさを重視している方は、Rubyを検討に入れてもよいかもしれません。
実務未経験での就職難易度
Rubyでの就職難易度は…
Rubyでの就職難易度 |
理由はRubyは主にベンチャー企業で採用されており、教育体制が整っていない会社が多いので、ある程度「自走力」を求められるからです。また、採用している企業が少ないことも就職難易度が高い一因に挙げられます。
もしRubyでの就職を目指されている方は、しっかりと学習を積み重ね、ポートフォリオを作成してから就職活動をすることをおススメします。
実務未経験から就職することが難しい言語のRubyですが、努力次第ではリーチできると思っています。

PHP
後述するJAVAの次に求人数が多い言語で、僕自身もも1社目の企業ではPHPエンジニアとして働いておりました。
PHPのいいところは以下の3点です。
- 初心者でも比較的に扱いやすい点
- 現在も数多くの企業に採用されている点
- インターネットでの情報が手に入りやすいのが良い点
また、ブログやECサイトを簡単に構築できるCMSである「WordPress」もPHPで作られているので、将来「WordPress案件」の仕事をしてみたい方にもオススメです。※ちなみに当ブログもWordPressを使っています。
PHPは求人数が多いので「とりあえず就職したい」と思っている方にはおススメです。また、上述の通りWordPressの改修やチューニングで案件を取ることができるので、フリーランスとして独立を考えている方はPHPという選択を考えてみてもいいかもしれません。
実務未経験での就職難易度
PHPでの就職難易度は
PHPでの就職難易度 |
理由は前述している通りPHPを採用している企業がとても多いからです。
採用している企業が多いという事は、未経験からの就職が比較的容易であり、将来的にもくいっぱぐれる心配が少ないという事です。
ただし、PHPという言語はレガシーなシステムにも使われることが多いので、できればフレームワークはLaravelを使用している企業に就職するのが無難でしょう

Python
ニシキヘビのアイコンでお馴染みのPythonも人気の言語です。
Pythonのいいところは何と言ってもライブラリの豊富さでしょう。人工知能(AI)、機械学習の分野ではまずPythonが選択されます。※R言語も選択されやすいです。
将来、「機械学習エンジニアになりたい」「AIの仕事に興味がある」という方にはおススメの言語になります。ただし、重要なのが「日本においてPythonの採用数は多くない」ことと「実務未経験のPythinエンジニアを採用している企業はほとんどない」ことです。
就職することを第一に考えている方には、あまりおススメできないのが現状です。
実務未経験での就職難易度
Pythonでの就職難易度は
Pythonでの就職難易度 |
理由は、上述した通り、AIや機械学習の分野で使われるため数学や統計の知識が不可欠だからです。特にAIエンジニアを目指すならば大学程度の数学知識が必要になります。
- 線形代数
- 統計
- 確率
- 微分
- 積分
大学で専門領域を修めていた方は可能だと思いますが、そうでない方には難しいのが現実です。どうしてもPythonエンジニアになりたい方は、一度バックエンドエンジニアとして就職して実務経験を積んだ後に転職するほうが角度が高いと思われます。

Java
以外かと思われる方もいるかもしれませんが、JAVAもれっきとしたWEB言語です。どちらかと言えば業務系のプログラムを組む場合に採用されることが多いですが、WEBシステムを構築する場合にも使われます。
JavaはPHPやRubyなどのようにスクリプト言語ではなく、プログラムを書いた後コンパイルという機械語に翻訳して実行するコンパイル言語です。実行速度は速いですが開発スピードは遅いのでWEBベンチャーで使われることは少ない言語です。
しかし、その堅牢性、信頼性から銀行や金融機関などに採用されています。
JAVAのいいところは何といっても求人数の多さです。現在市場ではJAVAエンジニアが全然足りていません。
「とりあえず就職したい」「キャリアをつけて市場価値を上げたい」と思っている方にはおススメの言語です。また、JAVAは静的型付け言語なので、PHPやRubyなどの動的型付け言語を学習する際には割と簡単に移行できます。
キャリアのスタートをJAVAで始めるのは悪くない選択だと思います。(力が付きます)
実務未経験での就職難易度
JAVAでの就職難易度は
JAVAでの就職難易度 |
理由は、圧倒的な求人数の多さです。
JAVAは、日本においては求人数の言語ランキングでは1位を独占し続けています。市場には圧倒的にJAVAエンジニアが足りていないため、未経験からの転職する上で一番角度が高い言語です。
また、JAVAを採用している企業はウォーターフォールでの開発が基本で、作業がかなり細分化されています。細分化されているということは、難易度の高い仕事と低い仕事に分割できるので、未経験でも仕事になりやすいという事が言えるでしょう。

その他の言語
WEBのプログラミング言語は実はまだまだあります。
しかし、今回はいくつかの理由で紹介しませんでした。
言語の種類と紹介しなかった理由をご説明します。
- GO言語…実務未経験からではほぼ不可能
- Scara…実務未経験からではほぼ不可能
- Perl…レガシーな言語なので学習コストとリターンが見合わない
- Elixir…実務未経験からではほぼ不可能
まとめ
以上、言語別就職難易度をご紹介いたしました。
当記事では就職難易度を3段階でランク付けしておりますが、これは十分に学習を行った場合という留保付きです。どの言語を選ぼうが学習や転職活動については努力が求められることはご留意くださいね。
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僕は元々Fラン大学出身で、ブラック企業の社畜だったのですが、30代前半でWEBエンジニアとしてIT企業に転職して人生が大きく変わりました。
WEBエンジニアは実務経験1年程度あれば月収50万円は稼ぐことが出来ますし、実務経験2~3年程度あれば年収1000万円稼ぐことも可能です。
もちろん稼ぐためには努力は必要です。しかし、逆を言えば「努力が必ず報われるのがエンジニア」という職業です。
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