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個人で稼がなければならない時代の対処法

こんにちは!WEBエンジニアのやすおです!

昨今、「個人で稼がなければならない時代」という事が叫ばれるようになりました。

この様に言われるようになった理由は下記です。

  • トヨタ社長の「終身雇用を守っていくのは難しい」発言
  • 大企業の早期退職者募集の発表
  • 電通・タニタなど大企業の副業解禁

もはや大手企業に入ったからといって人生安泰という時代ではなくなりました。

一昔前は、「大企業に入れば一生安泰」と言われていましたが今やどこ吹く風で、現実は「大企業だろうが中小企業だろうが一生不安定」であり、これからの時代、自分で稼がなきゃやっていけません。

なぜ、大企業がリストラや副業解禁に踏み切ったか、そしてこれからの「個人で稼がなければならない時代」にどのような対処法があるのかを紹介していきます。

不安定になった大企業

トヨタ社長の発言

2019年5月にトヨタ社長である、豊田章男氏の「 終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」という言葉がセンセーショナルに報道されました。

トヨタ自動車という会社はリーマンショックの頃ですら正社員の解雇は断固として拒否してきた会社です。

そんなトヨタが発したメッセージは日本中を震撼させました。

この「 終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」という発言は言い換えると、「成果が出せない中堅以上はクビにするからね」ってことです。

トヨタは自動運転分野においてGoogleなどと将来のシェアを争うためにしのぎを削っている真っただ中であり、この分野で負けると減収する可能性が高いた、めそれを見据えてこのような発言につながったのかもしれません。

やはり、大企業にしがみついているだけでは、生存戦略としては厳しい時代になったなと思わせられます。

大企業の早期退職者募集の発表

最近では早期退職者募集のニュースにも馴れてしまって、あまり新鮮味がありませんが、今年は下記の様な企業が早期退職を募ってきました。(極一部です)

レオパレス21 約1,000名
ファミリーマート 800名
東芝テック 465名
三菱自動車 550名程度
シチズン時計 550名程度

上記の企業はすべて東証一部上場企業ですし、読者の方も必ずどこかで耳にしたことがある企業ばかりではないでしょうか?

この様な大大大企業までが早期退職制度を利用するという事は、この企業の下請けの中小企業や関連会社などが厳しい状態なのは言うまでもありませんよね。

現状そこまで利益が下がっていない企業や、利益をプールできている企業でさえ、早期退職制度を活用しています。

理由は、来るべき将来を見据えて経営のスリム化を行っていきたいからです。具体的は下記です。

  • 会社の人口構成がいびつであり、逆ピラミッド状態(若手後少なく中堅が多い)を解消したい。
  • Windows2000などと揶揄される高級取りで働かないおじさんを辞めさせたい。
  • 退職金や企業年金を払いたくない。

やはり、「大企業だろうが中小企業だろうが一生不安定」が当たり前と思って、以前までの人生設計を見直す時期が来ているのではないでしょうか。

電通及びその他の企業の副業解禁

電通は、一部の社員を「個人事業主」として働いてもらうために業務委託契約に切り替えることを決定しました。

なぜ業務委託契約に切り変えたかというと、電通側の言い分では「他社での仕事を通じて得られたアイデアなどを新規事業の創出に生かしてもらう」という事だそうです。

誰もがこれを聞いて違和感を覚えると思うですが、これって体のいい「リストラ」に他なりませんよね。

他者での仕事の経験値を蓄積、還元してほしいのあれば、籍を本社に残したまま出向という方法もありますし、他者で働いたからと言って必ずしも新規事業のアイデアが生まれるとも限りません。

どの企業も、色んな理由をつけて正社員の数を減らしたがっているのは間違いなさそうです。

個人としてはどのような対処法があるか

この様に大企業に入れば安定ではなくなった時代に個人としてどのような戦略を取るべきなのでしょうか?

やすお
やすお
答えは簡単で、「副業する」ことです。

副業には様々なメリットがあります。(デメリットもありますが)

  • 収入を増加させることが出来る
  • 収入源を分散させることができる
  • 独立や企業の足掛かりになる

収入を増加させることが出来る

当然ながら副業が上手くいけば収入を増加させることが出来ます。

収入が増えればその分生活が楽になったり、投資に回したりすることが出来ますが、副業による収入の増加の本当のメリットはメンタルの安定です。

感覚的な事なのですが、月に収入が4~6万増えると、日々の生活の中で感じる不安な気持ちやいらだつ気持ちが少し軽くなります。

そしてそれが本業を安定させるなんてこともあります。

また、サラリーマンやOLの場合、月給は固定給で、4~6万円昇給させるには数年の月日が必要だったりしますが、副業では比較的短期間で返ってきたりします。

収入源を分散させることができる

大企業だろうが中小企業だろうが一生不安定」が当たり前の時代です。また、終身雇用もなくなり、いつボーナスカットやリストラが起こってもおかしくない世の中です。

その様な時代に、収入源が1つだと本業が上手くいかなれば真っ逆さまに転落してしまいます。

副業をすれば、たとえ初めは小さくとも収入源を分散させることができますし、本業と同程度稼ぐことが出来れば転落するリスクを小さくすることが可能です。

現在本業でうまくいっている人もそうでない人も、いざという時に備えて収入源を分散化させる努力をした方が良いでしょう。

独立や企業の足掛かりになる

将来的に起業を考えている人は、いきなり独立するよりもサラリーマンやOLをしながら副業をすることをおススメします。

なぜなら、副業からはじめて、それを本業にするといったパターンが良く見受けられるからです。

また、本業を辞めていきなり事業をスタートした場合上手くいかなかったばあのリスクが大きすぎるので、やはり、副業から始めて精神的安定を保ち、軌道に乗ったら独立のルートが持っても手堅く成功率の高いやり方です。

将来企業を考えてる方は副業からスタートすることをおススメします。

どんな副業がある?

今現在特に何の知識やスキルもないという状態ですと下記がおススメです。

  • ブログ
  • Youtube
  • Webライター
  • せどり

これからスキルを身に付けて副業を行う場合は下記がおススメです。

  • 動画編集
  • Web制作
  • Webエンジニア(Wordpress等)

現在エンジニアであれば副業し放題だと思うので、エンジニア向けには割愛いたします。

終わりに

これからの「大企業だろうが中小企業だろうが一生不安定」の時代に適応していくためにも個人のスキルを上げていくことを考えた方が良いですね。

今後もこの流れは加速していくはずなので、出来るだけ早い段階で副業できるスキルを獲得しておくべきです。

現在スキルがなければ本業でスキルを獲得することに注力したり、スクールなどでWebに関する知識を学習するなどいろいろな方法があると思います。

これからの時代に取り残されないように頑張りましょう。

ABOUT ME
田中 やすお
WEBエンジニアとして都内某所で働いております。 Fラン大学→ニート→フリーター→営業マン→転職してまた営業マン→職業訓練→WEBエンジニア→フリーランスエンジニア 未経験からエンジニアになる方法や、エンジニアにまつわることを発信していきます。よろしくね('ω')
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