現在筆者やすおは正社員エンジニアを経てフリーランスのWebエンジニアとして長い期間働いてきました。今回はそんな中で感じたWebエンジニアのメリットデメリットをご紹介したいと思います。
Webエンジニアのメリット

市場価値の高さ
何といっても、エンジニアの良いところは市場価値の高さです。
医者や弁護士などの資格職には敵わないかもしれませんが、勉強に対する投資対効果が良い職業の中ではかなり高い方だと思います。
特に、経験をある程度積んでしまえば同業種転職であれば年収も平均よりだいぶ高くもらえますし、社内SEやWeb担当などの横展開での転職も容易になります。
未経験転職し、実務を積んで力をつけるまでが大変ですが、力をつけてしまえば社会的に有利になることは間違いありません。
いつでも会社を辞めれるという安心感
筆者やすおは元々は営業職だったのですが、3年働いてても下記のような不安を感じていました。
特定分野の営業を長く続けても、汎用的なスキルはなかなか身に付きづらいです。不動産から不動産、保険から保険などの同じ業界なら転職も可能かもしれませんが、大きく給料を上げるのは難しいです。
しかしエンジニアの場合は、経験を積むにつれ自分の転職市場での市場価値が上がっていきます。エンジニア転職してから昨日より今日、今日よりも明日、市場価値の上昇を感じ続けることが出来たので、不安を感じることなく業務に取り組むことが出来ました。
いつ辞めても転職できるという感覚は、日常の安心感に寄与します。
手に職が就く
現役エンジニアの中には、エンジニアが「手に職」と言われることを嫌う傾向があります。
それは恐らく、エンジニアという職業に対する変なプライドがあるからかもしれません。しかし、エンジニアという仕事は他の業種に比べて圧倒的に「手に職」が付きます。
特にWebエンジニアは、サーバー、フロント、インフラなど総合的かつ専門的な仕事をするので同じ職種での転職の際にかなり有利になります。
昨今のコロナによる雇止めなどがありますが、エンジニア力があればくいっぱぐれることはまずありません。
エンジニアにとってスキルはセーフティネットです。
緩い会社が多い
Webエンジニアは規則にうるさくない会社が非常に多いです。
全ての企業に適用されているわけではありませんが、下記の様な制度がある会社が多いです。
- リモートワーク
- フレックス制
- 特別な休暇
- 服装自由
- オフィスの飲み物タダ
※リモートワークに関してはもはやIT以外の業界でも広く取り入れられるようになりましたね。
独立も可能
例えば、サラリーマンをやっていた方が計画を持たずに退職し、フリーランスをやる場合には非常に大きなリスクを背負うことになります。
サラリーマンの場合、毎月頑張らなくても給料日になれば給料が振り込まれます。しかし独立すれば自分で事業を回していかなければ売り上げを上げることが出来ません。
反対にエンジニアの場合は、「客先常駐型のフリーランスエンジニア」という独立の仕方があるので、急に退職しても仕事に困ることはまずありえません。(もちろんある程度の経験は必要ですが。)
またそれ専用の「フリーランスエンジニア専門のエージェント」があるので、割と簡単に独立することが可能です。
具体的には下記記事にて紹介しているので興味のある方は御覧ください。

Webエンジニアのデメリット

稼ぎは青天井ではない
「エンジニアになってフリーになれば稼げる!」という話をよく聞くと思いますが、この「稼げる!」の部分に関しては「青天井ではない」という但し書きが付きます。
単純な理由ですが、リスクとリターンは比例しているからです。
例えば、経営者は「倒産、自己破産」等の大きなリスクを背負っているので、莫大なリターンを享受できます。しかし、エンジニアの場合は、「学習コスト、サラリーマンとしての保証がない」等のリスクに相応するリターンしかありません。
ですので、当然と言えば当然ですが、経営者以上に稼ぐことは難しいでしょう。
自分の周りのフリーランスエンジニアで一番稼いでいる人でも年収1500万円ほどでした。
稼ぐためにはもちろん勉強を欠かしてはいけない
エンジニアは、ただ単に仕事をこなしているだけで稼げるわけではなく日々技術のキャッチアップが必要です。
フロントエンドでは顕著ですが、日々の技術の移り変わりが激しいため、追いつくのも結構大変です。
この様な日々の勉強に耐えられる人以外は大きく稼ぐのは難しくなっていくでしょう。
しかし、これは当然の話で、医者は新しい医療技術が生まれれば学ばなければなりませんし、弁護士は法律が変われば学び直さなければなりませんし、会計士は会計基準が変われば学びなおさなければなりません。
日々勉強が必要になる職種ほど稼ぎが大きいという法則があります。
市場において加齢の影響を受けるのは他の業界と同じ
エンジニアなどの技術職も営業やバックオフィスなどの総合職、一般職と同様に加齢による市場価値の低下は避けられません。
当然ながら同じ技術力があるのであれば30代より20代が選ばれます。
しかし、総合職、一般職と比べたら転職はしやすいです。
なぜなら、エンジニアは技術や参画したプロジェクトなどの客観的指標があるので、年齢の行った方を採用するリスクも下がるからです。
転職に関しては、自分の周りにフリーランスから正社員に転職した人の話を聞いた限りでは、おそらく40代あたりがデッドラインだと思っています。(自分の肌感と同じです)
終わりに
Webエンジニアという仕事は一長一短ありますが、僕自身としてはやっていてよかったと思いますし、他業界だったら絶対ここまで稼げてないし、上手く言ってなかったと思います。
働きやすさや給料に関しては「学習コストとリターン」でみれば最高なので、興味のある方はWebエンジニアという仕事を自分の視野に入れていただければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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僕は元々Fラン大学出身で、ブラック企業の社畜だったのですが、30代前半でWEBエンジニアとしてIT企業に転職して人生が大きく変わりました。
WEBエンジニアは実務経験1年程度あれば月収50万円は稼ぐことが出来ますし、実務経験2~3年程度あれば年収1000万円稼ぐことも可能です。
もちろん稼ぐためには努力は必要です。しかし、逆を言えば「努力が必ず報われるのがエンジニア」という職業です。
エンジニアになって稼ぎたい!理想の働き方をしたい!と思っている方は「未経験からエンジニアになる方法」を読んで、ぜひ挑戦してみてください。