オピニオン

営業に向いてないと思っている人は思い切ってITエンジニアを目指したほうが良い3つの理由

こんにちは!WEBエンジニアのやすおです!

先日僕は下記の様なツイートをしました。

自分が初めて入社した営業会社ではなかなか芽が出なかったけど、ITに行ってから伸びた。
業界って適性があるから、ダメだと思ったら30代くらいの間までに転職したほうが良いかもしれないですね

僕は営業会社を2社経験しているのですが、目に見えて他人に自慢できるような実績を残すことが出来ませんでした。

しかし、IT企業にエンジニアとして入社し初めの頃こそ上手くはいきませんでしたが、段々と結果を出せるようになっていきました

なぜ、営業会社では結果が出ずIT企業では結果が出たかというと、適性の問題が一番の理由だと思います。

恐らく僕は営業向きではなく、エンジニア向きだったんですね。

こんな僕だから言えるのですが、営業に向いてないと思っている人は思い切ってITエンジニアを目指したほうが良いと思っています。

今回はその理由を深く掘り下げていきたいと思います。

対象読者
  1. 営業会社に勤めていて、向いてないと感じている人
  2. 転職で営業にしようかそれ以外にしようか迷っている人
  3. 営業に向いている適性を知りたい人。

理由① 営業に向いていない人はエンジニアに向いている可能性があるから。

僕の個人的意見ですが、営業に向いていない人はエンジニアに向いている可能性があると思っています。

根拠は、経験則なのですが、ザ・営業マンみたいな人がExcelの関数に戸惑って僕に仕事を押し付けてきたり、逆にザ・エンジニアみたいな人が顧客対応に失敗しているのを沢山見てきたからです。

また、営業に必要な資質と、エンジニアに必要な資質が正反対なので、営業に向いていないと思っている方の中にはエンジニアに必要な資質を持っているのではないかと思っています。

営業に必要な資質とは

営業に必要な資質は大きく分けて、強いメンタルセンスの二つです。

営業に必要な資質
  • リスクを取れる思い切りの良さ(メンタル)
  • お客様に断られても折れない心(メンタル)
  • 営業センスや人を見る目(センス)

強いメンタル

営業職を長く続けるには強靭なメンタルが必要になります。

例えば、飛び込み営業をしたことがある人は分かると思うのですが、断られるのって結構、心に来るんですよね…。

一度だけならいいのですが、

初めまして!こういう商品をご紹介しているものですが…
いらないです!帰ってください!

みたいな態度を取られ続けると、人格否定されたような感覚に陥ります。

僕はメンタルが強い方ではなかったので、営業職時代は苦労しましたし、精神的に不安定になったことも一度や二度ではありませんでした。

センス

営業職はメンタルだけでなくセンスも必要になります。

特に、買ってくれる人とそうではない人を見抜く目や、トークの中で適切に言葉を選んでクロージングにもっていく技術は一朝一夕で獲得できませんし、ある程度のセンスが必要になります。

僕も何度も練習したのですが、センスのある人には営業成績で全く勝つことが出来ませんでした。

対人コミュニケーションが苦手だったり、傷つきやすい人だったり、営業センスに自信のない方は一度営業職以外の職種も考えた方が良いと思います。

エンジニアに必要な資質とは

エンジニアに必要な資質は下記の三つです

エンジニアに向いてる人
  • コツコツ積み重ねることが好き
  • つい効率のいい方法を考えてしまう。
  • 好奇心が強い

エンジニアに必要な資質は営業に向いている資質と正反対で、とにかくコツコツやる効率厨何にでも興味を示すなどで、営業職とは全く逆の資質が必要になります。

例えば、凝り性でロールプレイングゲームのキャラをレベル99にしたがる人や、レベルアップするために効率よく経験値を獲得するための行動を探せる人、全アイテム揃えたい!みたいな考えの人です。(ゲームばかりですが…)

特にエンジニアは覚えなければならないことが沢山あるので、一番大事なことは、コツコツ積み重ねることです。

別にハイペースで成長する必要はなく、少しずつ山を登っていくように一つ一つコマンドを覚えたり、知識を吸収しスキルを高めていくことが大事です。

営業の場合は、100件回って1件成約する!99件断られても気にしない!みたいな泥臭い作業や鬼メンタルが必要になりますが、エンジニアの場合は、分かりやすい根性論は必要ありません。

それよりも効率よく仕組みを作ることが求められる職業です。

2つの資質

この、営業とエンジニアの二つの資質ですが相反しています。

鬼メンタルの持ち主で一日100件飛び込み営業できる能力と、効率よく仕組み化して全体の生産性を上げる能力ってなかなか共存しません。(ハイブリッドもいますが…)

ですので、メンタルに自信があり、足で稼ぐことが好きな人は営業に向いていると思いますが、そうではない方は違う職種へのキャリアチェンジを考えてみても良いと思います。

僕は営業職時代に足で稼ぐこともあったのですが、この泥臭い作業が嫌いでたまらなくて辞めました。

また、休日も下記の様な事を思い出し、心が休まりませんでした。

客A
客A
もう来ないでくださいって言いましたよね!
客B
客B
この製品全然良くなかったんですけどどうなってるんですか!!

(メンタル弱すぎかもしれませんが…)

どちらかというと、みんなが使いやすい様に営業の成績をエクセルでまとめたり、マクロを組んだりすることの方が好きだったので、今のエンジニアという仕事に転職して本当に良かったと思います。

理由② 営業で結果が出ない人は出世と給料を諦めざる負えないから

エンジニアは結果主義ではなくプロセスを重視することが多いのですが、営業職は残酷なほど結果主義です。

そして、結果がでない営業マンは出世と給料を諦めざる負えなくなります。

出世

営業マンが出世するためには、勤続年数ではなく目に見える結果を出すことが必要になります。

僕が以前勤めていた営業会社では、いつもパッとせず結果の芳しくない先輩がいましたが、10年以上勤めているのにもかかわらずその方の役職は副主任でした。(平の一つ上)

実はエンジニアも実力勝負の世界で結果を求められるのですが、転職が前提となっている仕事なので「この会社で出世できないな」と思えば辞めて違う会社に入ればいいだけです。

また、別に出世しなくとも転職すれば給料が上がることがほとんどですし、独立してフリーランスになってしまえば、出世という二文字に悩まされることもありません。

エンジニア転職において実務経験者と未経験者の市場価値の差 エンジニア採用において実務未経験者と実務経験者(1~2年)でどれくらい市場価値に差があるのかは気になるとこですよね。 私自...

給料

営業職の多くは、いわゆるインセンティブが設定されていたり、自分の売り上げとボーナスが連動しているインセンティブ・ボーナスみたいな制度がある会社が多いです。

これは、自分が頑張って売り上げを上げれば上げるほど給料が増えるという社員のモチベーションを上げるための仕組みです。

しかし、裏を返せば、売上が少ない営業マンは全く稼げないし、モチベーションが駄々下がる制度なのです。(そりゃそーだ)

結果が出ない営業マンは、新しいお客様を任せてもらえなかったり、負のオーラが出てるのか成約率も下がってきます。

営業職の場合、転職しても必ず給料が上がる保証もありませんし、前職での成果を面接で信用してもらえる保証もありません。

営業職は転職するより一つの会社で実績を重ねる以外、給料を上げるのは難しい職種です。(例外もありますが)

理由③ 営業で培った経験が生かせるから

営業で培った経験はエンジニアに転職してからとても役に立ちます。

というのも偏見を承知の上で言いますが、エンジニアの一定割合がコミュ障です。

仕事ができるのに言葉が汚かったり、全然ホウレンソウしてこなかったり、かなり消極的な方や、体系や身なりに全く気を使わない方など営業を経験した人からはおよそ想像もつかないような方で溢れています。(先輩方、後輩ごめんね)

やはり普段人と会わない仕事なので、コミュニケーションが前提の職場だと意識が緩むのかもしれませんね。

そんな中で、元営業職はエンジニアでは身に付けにくい下記の様なスキルをはじめから持っています。(持っていない人もいますが)

  • 高いコミュケーション能力
  • 仕事への前向きな姿勢
  • (toBの場合)お客様とのやり取りにおいて優位にたてる能力

僕自身も面接で沢山のIT企業を回った結果、元営業という事を伝えると高い評価を頂けることが多くありました。

終わりに

営業職から転職するのに別にエンジニアでなくともバックオフィス系の仕事や、人と関わらない仕事をすればいいと思いますが、長期的に見ても3年で1000万稼げる仕事は中々ないので当ブログではエンジニア職をおススメしています。

現在営業職でうまくいっていないと思っている方は、エンジニアを目指されてもいいかもしれません。

もちろん稼げるようになるまで、コツコツ努力を積み重ねる必要はありますが、向いてないことを一生懸命やるよりはよっぽどいいと思います。

以上です。

ABOUT ME
田中 やすお
WEBエンジニアとして都内某所で働いております。 Fラン大学→ニート→フリーター→営業マン→転職してまた営業マン→職業訓練→WEBエンジニア→フリーランスエンジニア 未経験からエンジニアになる方法や、エンジニアにまつわることを発信していきます。よろしくね('ω')
WEBエンジニアになって年収1000万円稼ぎたい人へ

僕は元々Fラン大学出身で、ブラック企業の社畜だったのですが、30代前半でWEBエンジニアとしてIT企業に転職して人生が大きく変わりました。

WEBエンジニアは実務経験1年程度あれば月収50万円は稼ぐことが出来ますし、実務経験2~3年程度あれば年収1000万円稼ぐことも可能です。

もちろん稼ぐためには努力は必要です。しかし、逆を言えば「努力が必ず報われるのがエンジニア」という職業です。

エンジニアになって稼ぎたい!理想の働き方をしたい!と思っている方は「未経験からエンジニアになる方法」を読んで、ぜひ挑戦してみてください。