【徹底検証】IT人材は不足しているってホント?

未経験からエンジニア
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こんにちは、やすお(@freelance_yasuo)です。

 

ネット上には「ITエンジニアは不足している」って記事が沢山上がっていますが、本当のところはどうなんでしょうか?

 

政府発表や、その他様々なデータ、そして現在エンジニアとして働いてる僕の職場の状況など、様々な角度から「ITエンジニア人手不足問題」を検証します。

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ITエンジニアは不足しているのか

この章では以下4点についてご紹介します。

  • 一般的に言われている「2020年問題
  • 政府見解である「経産省による調査結果
  • 実際に働いている「弊社の状況
  • 人手不足解消のカギである「外国人エンジニアの参入

2020問題について

バブル期に大量採用したバブル世代社員や人口が相対的に多い団塊ジュニア世代社員の高齢化にともなうポスト不足、人件費負担増などの諸問題を指す言葉です。現在、多くの日本企業で人員構成上のボリュームゾーンを占めるのがバブル・団塊ジュニア世代。2020年代には40歳代後半~50歳代前半に達し、賃金水準のピークと同時に管理職への昇進年齢にもさしかかることから、業種を問わず、当該世代の社員をどう処遇するかが大きな経営課題として浮上してきました。

引用元:コトバンク 2020問題

こちらは簡単に言うと「バブル世代が引退してIT系も人手不足」って話です。

 

どの業界もこの問題を抱えているので、とりわけエンジニアだけが極端に不足するといった話ではありません。

 

ただ、他業界と同様にITエンジニアも当問題によって不足することは明らかです。

経産省による調査結果

引用元:経済産業省:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

上図は経済産業省が平成28年に発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」から引用したものです。

 

内容としては

経済産業省
経済産業省

リーマンショック後からエンジニアの供給不足が始まっていて、将来的にもITエンジニアは不足するよ

ってことを書いています。

 

特に東京オリンピックまでに企業の投資が増えるので、エンジニアが足りないとのことですが、当調査ではオリンピック後も足りないと主張しています。

 

理由は複数あります。

  • 技術の幅が広がって対応できる人材が少ない(IoT、クラウド、人工知能)
  • 労働人口の減少
  • 企業の需要の増加

これらが、主な理由と言われています。

 

新しく出現したIT関連産業に人材が投入できていないことが主な原因です。

 

日本では最先端IT技術(IOTやクラウド、人工知能、セキュリティー、ビッグデータ)に対する投資が足りていません。

 

当調査では2030年までエンジニアの平均年齢が上がり続けると結論付けています。

引用元:経済産業省:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

弊社はどうか

弊社もエンジニア不足に悩まされています。

 

もっと詳しく言うと

やすお
やすお

「一定程度のレベルの人材」がいません。

 

この「一定程度のレベルの人材」とはどの程度のレベルかというと、「開発経験1年から2年で弊社の使用している言語とフレームワーク」を使用している人材です。

 

WEBエンジニアは開発経験が1~2年あれば、フリーランスとして独立出来て、かつ「月収50万円」くらいは簡単に稼げてしまう職業なんですよね。

 

よっぽど会社に魅力がないと、中々人材が集まらないのが現状です。

結論としては弊社でも人材が不足しています。

後進国に仕事を奪われる?

よく「後進国や東南アジア諸国に職が奪われる」という話を聞きます。

 

この問題に関して僕は

やすお
やすお

部分的には正しい。

と思っています。

 

正しいと思う根拠は、実際に「下流工程で働く外国人人材」の数は増えているという現実です。

 

外注に限らず、昔は業務委託などでも外国人不可の案件もあったのですが、現在ではそのような傾向も減少しています。(まだまだありますが)

 

では、本当に日本人プログラマーは、外国人プログラマーに職を奪われてしまうのでしょうか?

実はそんな単純にはいきません。なぜか?

 

外国人プログラマーを雇ったり、外注した場合「コミュケーションコスト」が大きすぎるという問題があるからです。

 

現在、何かプロダクトを開発する場合、大ざっぱに下記の様な工程になります。

  1. 要件を定義する
  2. 設計する
  3. プログラムを書く
  4. テストする
  5. 納品する

 

まず、日本語を話せない外国人には要件定義ができません。

 

そもそも要件定義や、設計ができる上流工程のエンジニア自体かなりレベルが高いので、ここまでくると、ほとんど心配する必要はありません。

 

プログラムに関しては、現在でも、後進国に外注している企業もあります。

 

ただし、そのためには「ブリッジSEを置いて海外とやり取りをし、間違っていたら指摘し、最終的には会社のエンジニアにチェックさせ」と複雑な工程を経なければなりません。

 

まだまだ簡単にはいかないのが実情の様です。※ブリッジSEとは、海外のエンジニアに対して指示を送り、プロジェクトを調整するエンジニアのこと。もちろん英語必須。

 

また、日本人はバグを極端に嫌います。

外国人PG
外国人PG

ある程度バグがあっても、文句言われてから直せばいいや・・・

という外国の慣習の違いもあるので、日本に外国人エンジニアが参入するにはまだまだ時間がかかりそうです。

ITエンジニアが人材不足の理由

これまで、ITエンジニアが不足している現実がわかっていただけたと思いますが、なぜ不足するのでしょうか?

 

たしかに僕自身もエンジニアになる前のイメージは「ブラック」「低賃金」で絶対やりたくないと思っていました。

 

本当のところはどうなんでしょうか?

IT業界はブラックか

これは現場によるとしか言いようがありません。

 

僕はラッキーなことにかなりホワイトな現場で働かせてもらってますし、反対に徹夜続きで超絶ブラックな会社で働いている人もいます。

 

ただ、現在ただでさえブラックと思われているIT業界なので、企業は職場環境を改善する努力を始めていることも事実です。

 

単純にエンジニアの採用ってとても難しいんですよ。ハイレベルなエンジニアは求人サイトを使わずにリファラルで採用されますし、フリーランスを目指す人も多いので会社にとって都合の良い人材は簡単には見つかりません。

 

下記記事はビズリーチのヘッドハンターの方の記事です。

採用側の視点で書かれており、非常に参考になるので、興味のある方はご一読ください。

 

エンジニアの年収は低い・・・?

平均年収は年代別平均よりは高いです。

引用元: 転職Hachs様、システムエンジニアの年収は高い?平均とランキングを紹介記事より引用

しかし、会社の社長がケチだったら従業員の給料も安くなりがちなので、これも会社によるとしか言いようがありません。

 

なので、僕の実際のエンジニア仲間の現状をお伝えします(本当の話)。

ケースA:25歳の元飲食店従業員

彼は、大学を卒業した後、25歳まで某飲食店の従業員でしたが、将来性の無さに嫌気がさして心機一転プログラミングスクールに通い、半年間のプログラミング学習を経て業務システムを販売しているソフトウェア開発会社に就職しました。

 

本人の頑張りもあり2年目ですでにプロジェクトリーダーを任せられ、三年経過後の現在では年収が600万円を超えました。

ケースB:28歳元美容師

専門学校を卒業後、美容師として働いていましたが、給料が全然上がらないことに危機感を覚え職業訓練校に入校、1年間の勉強を経てWEBエンジニアに転職。

 

2年働いても給料の上昇率が低かったので、思い切ってフリーランスになったところ、初月の月収がなんと60万円になりました。現在単価を上げるために新しい言語にチャレンジしているんだとか。(うらやましい)

二人は…

いずれのケースでも、本人たちは相当な努力をしていましたし、二人とも行動力がありました。稼げる人間って行動力がすごいですね。

 

努力×行動力のシナジーでいくらでも稼げるのがエンジニアの世界であると体現しているお二人の例でした。

今がエンジニアになるチャンス

これは僕の個人の意見ですが、「未経験者が割と簡単に就職できるチャンスは今後1~2年以内に終わる」と思っています。

 

理由は消費増税です。

 

消費増税後に日本の経済は落ち込むことが予想されており、エンジニアに限らず就業率が落ち込むので、企業も短期的に未経験採用を控え始めます

 

経済には波があるので、その後また回復するという流れが来て、未経験採用が活発になると思われますが、かなり長期的な話です。

 

出来ればエンジニアを目指す方は、今後1~2年以内の就職を目指したほうが賢明だと思います。

まとめ

やすお
田中
  • IT業界は人材不足である(弊社も💦)
  • 将来的にも不足する模様
  • 1~2年以内に就職をしたほうが賢明

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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