こんにちは!WEBエンジニアのやすおです!
Progateや、プログラミング学習を行ってみて本格的にエンジニアを目指されている方は、次は技術書で学習することをおススメします。
理由は、ネットで得られるプログラミングやWEBに関する情報は体系的にまとめられておらず、調べるのが大変ですが、本で学習すると体系的・網羅的に技術を学べるからです。
また、プログラミングをある程度学習すると、プログラミングのコードを書くことにフォーカスしがちですが、サーバーやネットワーク等の関連技術の習得も実務では大事なのでこの時点で学習を始めることをおススメします。
それでは、プログラミング初級者におススメの技術書をご紹介します。
紹介する項目は以下の7項目です。(サーバーサイド言語は複数あるため省いております)
- Web
- Git
- javascript
- linux
- サーバー
- ネットワーク
- SQL
プログラミング初級者とは「ProgateのPHP、Ruby、javascriptを一周した」ぐらいのレベル感の方を指します。
※紹介する本は全て筆者は読了済みです。
WEB
ここでいうWEBとは「HTTPメソッド」や「WEBネットワーク」などのWEB関連技術のことを指しており、エンジニアであれば避けて通れない分野です。
どうしてもプログラミング始めたての頃って、プログラミング言語の学習に目が行きがちで、周辺技術のWEBそのものや、ブラウザに関しては後回しになりがちになるんですよね。
ですがエンジニアを目指す場合、いくら初級であってもWEBに関する情報は一通り目を通しておいたほうが良いでしょう。
オススメの技術書
Web技術の基本
WEB関連の本は文章のみで書かれていることが多いのですが、この本の良いところは「左ページに文章、右ページに図解」が載っているところで、初心者でも非常にわかりやすく書かれているところです。
また、難しい語句は全て説明されているので挫折しにくいですし、体系的、網羅的に学べるので初めに買う1冊としては申し分ないでしょう。
GIT
GITとはバージョン管理ツールのことで、自分が書いたソースコードなどのファイルのバージョンを管理するためのシステムです。
業務系の現場ではSVN(サブバージョン)が使われることが多いですが、WEB系では99%がGITを利用するので、出来るだけ早くから取り組むのが吉です。
オススメする技術書
わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門
Gitを学ぶうえで、僕が圧倒的におススメするのが「わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」です。
何故オススメなのかというと漫画だからです。
初めの一冊は「サルでもわかる○○」とか、図やイラストや漫画がたっぷり入っている物の方が挫折しにくいです。
プルリクエストって何?Githubって何?ってレベル感の方にはちょうどいい本なのではないでしょうか。
JavaScript
JavaScriptとはフロントエンドのプログラミング言語です。RubyやPHPはサーバー側で動く言語ですが、JavaScriptはブラウザ側で動く言語になります。
例えば、どこかのサイトの会員登録フォームに文字を入力したときに、内容が一部欠けていたりした場合に、「○○が未入力です」みたいな感じで、赤文字が表示されることがあると思うのですが、あれはJavaScriptで挙動を管理しています。
また、フォームを編集中にサイトを閉じようとすると、「編集が保存されていません。」みたいなポップアップがでてくることがありますが、あれもJavaScriptです。
Webエンジニアになる場合JavaScriptの知識は必ず必要になります。
オススメする技術書
スラスラ読めるJavaScriptふりがなプログラミング
言語を学ぶのに特化した「ふりがなプログラミングシリーズ」は初学者にとってうってつけです。※KindleUnlimitedにご契約の方は無料で読めます。
ふりがなプログラミングシリーズはコードにふりがなを振ってコードに対する理解をより簡単に説明したシリーズです。

ふりがなを振って流れをつかみ、読み下し文でコードを1行づつ理解していくので、圧倒的に挫折率が低いのではないかと思います。
また、DOM操作も少しだけ紹介しているので、知らない方は絶対に読んだ方が良いです。
1点重要なのは、割と簡単なので、ある程度学習の進んでいる方はあまり読む必要がないことです。
JavaScriptコードレシピ集
JavaScriptを学習中の中で、このようなことを疑問に思ったことはありませんか?
そんな疑問を解決してくれるのがこの本です。
600ページ以上ある分厚い本なのですが、基本的に「これは、このような場合に使う。コードはこれ。」ってな具合に例が非常に多く、章が独立しているので、読みたいところから読めます。
感覚的に言うと、メチャクチャ読みやすい辞書って感じです。
また、イラストが多分に使われているので、理解しやすいですし、前編カラーなので見てるだけでわくわくできる本です。
Linux
Linuxとは、Windowsや、Macなどと同じOSです。
ソフトウェア開発の現場では、必ずと言っていいほどLinuxが利用されるので、現場ではLinuxの知識は必須となっています。(最低限コマンドは打てた方が良いです。)
オススメする技術書
新しいLinuxの教科書
どんな現場に入っても必ず必要になるのがLinuxの知識です。
初学者の頃は「cd pwd cat」などの簡単なコマンドを覚えておけば何とかなります。しかし…
みたいなことを現場で言われたりします。
先輩エンジニアの発言を聞いて、コマンドが思い浮かばなかった方は是非ともLinuxの学習のためにこの本をおススメします。
内容はLinuxの資格の本で扱う、システムアーキテクチャや、ハードウェア、パーティション等の内容ではなく、実際に触って動かすことを主眼に置いているので、Linux初心者でも楽しみながら読めること間違いありません。
まんがでわかるLinux シス管系女子
シス管とは「システム管理者」のことであり、この本はシステム管理者や社内SEの人に向けて書かれた本なので、どちらかというとインフラ寄りの本になります。
しかし、バックエンドエンジニアはインフラを兼任することが多いですし、内容もがっつりインフラって感じではなく、汎用的に運用業務に関することも学べるので、一読する価値はあります。
何より漫画なので非常に分かりやすいです。
シリーズは3まであるのですが、とりあえず1だけ読めば十分だと思います。
サーバー
Webサイトを表示するために必要となる情報を格納しておく場所のことをWebサーバーと言います。また、メールを送信するための機能を格納している場所をメールサーバーと言います。
現場に出ると、インフラエンジニアだけでなく、バックエンドエンジニアも、必ずサーバーの知識は必要になります。
オススメする技術書
サーバーの基本
こちらは、「Web技術の基本」と同じシリーズの本で、サーバーに関することを汎用的に、そして、イラストを通じて学ぶことが出来ます。
やはり、最初にサーバーとは何か? という様な大きな主題に取り組むときは、このシリーズの様に「イラストや漫画が使われている」「内容が易しい」「汎用的に学べる」ことを重視するべきです。
サーバーとは何か今一つ理解が出来ていない方はぜひ読んでいただければいいなと思います。
ネットワーク
ネットワークとはPCとPCを接続する時の構成のことを言います。
ネットワークはインフラエンジニアや、ネットワークエンジニアに任せておけばいい!と思っている方もいると思いますが、バックエンドエンジニアもある程度知っておかないと彼らと円滑にコミュニケーションが取れません。
オススメする技術書
ネットワークの基本
こちらも、「Web技術の基本」「サーバーの基本」と同じシリーズの本で、このネットワーク以外にも「クラウドの基本」という本があります。
上記でも述べている通り、全体的にイラストが沢山使われていて易しい内容の本はこれ以外には見つからなかったので、紹介しました。
「基本シリーズ」はどれも本当に分かりやすく書かれているので、初学者の方にお勧めの内容となっています。
SQL
SQLとは、データベースを操作するときに用いる言語です。
たとえば、データベースのユーザーテーブルから全ての情報を呼び出したいときには、下記の様なSQL文を打ちます。
SELECT * FROM user_table;
SQLの知識はバックエンドエンジニアにとっては必須になります。
オススメする技術書
ゼロから始めるデータベース操作
エンジニアとして働いていると、必ずどこかでSQLを書く必要に迫られます。
例えば、「SELECT文」でデータを収集したり、「UPDATE文」でデータを一部書き換えることなどが実務では求められます。
SQLは意外とやらない人や分かってない人が多いので、やっておいたら頭一つ抜けられると思います。
SQLに関してはこの本一冊でほとんどのことはカバーできるのでどこかのタイミングで勉強しておきましょう。
終わりに
ここまで紹介してきた本は、プログラミング初級者にとって最適な本ばかりです。
やはり、初めはイラストが多かったり、漫画であったりと簡単な本をから入り、徐々に難易度を上げていくのが高速で成長するコツですね。
もし上記の本が簡単で、もっとレベルの高い技術書が読みたい方は、下記リンク先にて紹介しているのでご覧ください。

以上です。

僕は元々Fラン大学出身で、ブラック企業の社畜だったのですが、30代前半でWEBエンジニアとしてIT企業に転職して人生が大きく変わりました。
WEBエンジニアは実務経験1年程度あれば月収50万円は稼ぐことが出来ますし、実務経験2~3年程度あれば年収1000万円稼ぐことも可能です。
もちろん稼ぐためには努力は必要です。しかし、逆を言えば「努力が必ず報われるのがエンジニア」という職業です。
エンジニアになって稼ぎたい!理想の働き方をしたい!と思っている方は「未経験からエンジニアになる方法」を読んで、ぜひ挑戦してみてください。